無理して行かなくていいよ
新学期が近くなると、巷にあふれるこれらのメッセージ。
それだけこどもの自殺と不登校が増えているということでしょうか。
一般的に男子の方がコミュニケーション能力が低いため、集団生活に馴染めず不登校になるケースが多いのかと推測しますが如何でしょうか?
我が家の理系男子も御多分に漏れず集団行動が苦手です。
今年の夏休みは共働きの我が家にとってひとつの試練がありました。
集団行動が苦手すぎて、学童に行きたがらなくなったことです。
通わせていた学童は自宅からすぐの民間学童で、遊びも大事にするけど、勉強もしっかりさせるというコンセプトです。
算数が得意な理系男子ですが、時間を計測しての単純計算問題をこなすことに耐えられなくなったようです。(100マス計算とかです。)
速さを競う100マス計算が苦手なことに加えて、急かされ、興味がなくぼうっとしていると叱られることがどうしても嫌だということで、学童に、その時間は他の学習をさせてくれないかお願いしましたが、例外は認められないとのことでした。
このご時世にマイペースなこどもへの配慮が欠けていることに親も不信感を抱き、無理に行かせないことにして、本日夏休み最終日に至ります。
小学校の担任の先生は理解がある方なので助かっていますが、今後小学校にも行きたくないと言い出すことは時間の問題のような気がします。
単に怠けたいだけか、本当に行きたくない傷を負っているのか。
今後も、こどもの心に寄り添って、学校に行きたくないことも受け入れられる母親でありたいと思っています。
学校以外にも学べる居場所はたくさんあるのですから。
不登校のお子さんがいらっしゃる家庭の親御さんに是非読んでいただきたいです。
これまで様々な育児書や教育に関する本を読んできましたが、ここまで凸凹のこどもに愛情をもって書かれた本に私は出会ったことがありませんでした。